【研修・講演】「令和6年度 ヤングケアラー支援研修(横浜市)」講師登壇レポート
お知らせ・活動記録
代表・勝呂が語る「子どもを支える地域の仕組みづくり」
■ 開催概要
横浜市が実施した「令和6年度 ヤングケアラー支援研修(全6回)」において、地域・教育・福祉関係者向けに、勝呂ちひろ氏が講師を務めました。
本研修は、ヤングケアラー(本来大人が担う家事や家族の世話を日常的に行う子ども・若者)への理解を深め、支援の輪を地域で広げることを目的に構成されています。
関連サイト:横浜市公式サイト


■ 研修でお伝えした主なポイント
今回の研修では、次のような“気づき”と“実践のヒント”をわかりやすくお届けしました。
① 子どもの“見えにくい頑張り”に気づくために
家庭の中で、子どもがどんな役割を担っているのか。
一見わかりにくいサインに目を向けることで、早い段階で支援につなげることができます。
日々の関わりの中で気づけるポイントや、声のかけ方についても具体例を交えてお話ししました。
② 地域・学校・家庭がつながると支援はもっと届く
Omoshiroが行っている「親子をまるっと支える伴走支援」の考え方をもとに、
学校だけ
福祉だけ
地域だけ
の“どれか一つ”ではなく、
それぞれがゆるやかにつながることで、子どもに届く支援の幅が広がるということを、事例を通してお伝えしました。
③ 組織として、子どもを支える力を高めるには
職員研修や制度の整え方、多機関との連携の工夫など、自治体・教育委員会・福祉機関などが“共通の視点”で進められるよう、実際のケースを参考にしながら説明しました。
「明日からどこを変えればいいのか」がイメージしやすい内容として受け止めていただけています。
■ なぜ自治体・地域機関の研修で勝呂が選ばれているのか
勝呂の研修がさまざまな自治体・教育機関にお声がけいただいているのは、次のような点を評価いただいているからだと感じています。
現場の経験に根ざしたお話ができること
支援の現場で見えてきた気づきや事例を、専門用語に偏らず、誰にとっても分かりやすい形でお伝えしています。
それぞれの立場の役割を大切にしていること
教育・地域・福祉など、関わる機関の視点の違いを尊重しながら、無理のない連携の形を一緒に考える姿勢を大切にしています。
「自分たちにもできることがある」と感じていただける構成
研修の中での小さな気づきが、現場の明日からの行動につながりやすいよう、実例や手法を丁寧に紹介しています。
制度や仕組みづくりを検討する際のヒントになること
Omoshiroの取り組みを一例として紹介しつつ、各自治体の実情に合わせて活かせる考え方や視点をご提供するよう心がけています。
■ 講演・研修のご依頼について
ヤングケアラー、子ども・家庭支援、福祉×教育、組織の支援体制づくりなど、学校・自治体・企業研修での講演/ワークショップ対応可能です。
⚫︎現場事例に基づく“本質を捉えた話が聞きたい。
⚫︎部署横断で支援の共通理解をつくりたい。
⚫︎社員研修で「誰も取り残さない」視点を取り入れたい。
といったニーズに合わせて内容をカスタマイズ可能です。
研修・講演依頼に関するお問い合わせ
ヤングケアラー支援、親子伴走支援、教育・福祉連携、企業研修など、テーマや対象にあわせて 講演・研修内容のカスタマイズが可能です。
ご関心のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。